Fujii Times(ブログ)

2019年09月30日

第3回FVMC動物病院グループ社員研修会(午前の部)

総務スタッフです。9月25日に藤井動物病院(FVMC)グループの研修会がありました。午前の部は、株式会社J-Laboの田中久美子先生を迎え、「やる気スイッチのありかを知り、仕事の生産性を高める」という題目でモチベーション・マネージメント研修を行いました。

モチベーションという言葉はよく使いますが、本当の意味を深く考える機会はなく、本研修で、モチベーションの理解、モチベーション向上のしくみ、どのような時に自分のモチベーションスイッチが入るかなど理解ができました。

一般企業とは違い、獣医療の仕事は、やる気があるからできる、やる気がないからできないというものではありません。自分の気持ちより前に、目の前の苦しんでいる動物たちを助けるのが使命です。

そのため、気持ちだけがあっても、技術がなくては助けることができませんし、時には寿命などが原因で亡くなる時もあり、そのため心が落ちつかないときもあります。

ただ、一人でできる仕事ではなく、また飼い主さんの気持ちも大切な状況の中、どのように考え、コミュニケーションをとっていけば良いのか。また、経験の浅いスタッフに対して、相手の気持ちを考え、言葉にしていくには、どうしたら良いのか。

単にモチベーション、やる気スイッチという点ではなく、相手のことを考え、コミュニケーションしていくことを考える上でも、多くの気付きがありました。

研修に大事なことは、単に良い話だった、自分にはあまり関係なかったと、捉えるのではなく、日常の思考や行動に何か1つでも取り入れていくことだと思います。藤井院長の冒頭の挨拶でもそのように話がありました。

そう捉えることによって、新たな自分が発見できたり、変化ができたり、その延長線上に何が自分にとって幸せなのかということも見えてくるように感じます。

参加したスタッフからも

・「やる気スイッチの違いを把握する事で人間関係をよくする方法がわかり勉強になり面白かった」

・「私は仕事においてやる気スイッチが必要ないタイプだが、相手も私と同じだと思うと理解が深まらない。考え方の違いを念頭に置いて、今後はコミュニケーションしていきたい」

など、意見がもらえて良かったと感じます。これからも実りある研修にしていけるようにしていきたいです。よろしくお願いします。