研修・学会・論文関係

2023年9月下旬にJAHAの腫瘍内科をテーマにしたウェブセミナーに参加させていただきました。

腫瘍は悪性の場合、いわゆる「がん」や「肉腫」と呼ばれるもので、昔と比較して動物たちの寿命が延びたことで現在の動物たちの死因トップ3に入るほどの身近な病気になっています。

腫瘍は自分自信の細胞が変化して発生する病気のため、抗がん剤などのお薬は他のお薬と比較して副作用が出やすいこともあり、発生場所や腫瘍の種類によっては治療が非常に難しいケースもあります。

手術で切除できるようなものであれば切除して終わりのこともありますが、特に悪性度が高い腫瘍の場合にはその後に抗がん剤を使ったり、また、その他にも病変が全身に存在していたり、手術ができないような場所に発生している場合にも抗がん剤などを用いた内科的な治療を行うこととなります。

今回は、そのような抗がん剤での内科治療をメインとしたテーマで、基礎的な内容から最新の抗がん剤治療まで幅広くお話を聞くことができました。

今回の知識を病院内でも共有し、日々の診療に還元していきたいと思います。