研修・学会・論文関係

2012年11月23日

動物医療センター横浜 看護師セミナー

セミナー内容は皮膚科診察の流れから皮膚科で行う検査について手技や検査に必要な器具、検査によってわかること、検体の取り扱い方、シャンプー療法、皮膚科で処方される薬剤、効能、内服治療に対してのアドバイス、食餌療法など、診察で行われることから飼主様へのアドバイスについて勉強をする内容でした。

皮膚科の検査は診察室内で行える目視でみる事のできる簡易的な検査から、被毛や皮膚から採剤したものを顕微鏡でみる検査、また採剤したものを培養する検査や、どのような薬剤に感受性があるかを調べる薬剤感受性検査、局所麻酔や全身麻酔を行い、組織を切除する皮膚生検、アレルギーを調べるための血液検査など様々な検査があり、症例によって検査を獣医師が選択していくことになりますが、看護師も飼主様への報告書に検査の説明を書くこともあり、検査に必要な器具や検体の取り扱いに関しては看護師でも行えるものもあるため、今回のセミナーでの知識を活かしていければと思います。