研修・学会・論文関係

どうぶつ医療センター横浜　看護師セミナー：「動物の皮膚のしくみと働きを学ぼう」に参加してきました。

セミナー内容は皮膚の構造から細かい組織の役割、犬種別の皮膚の特徴などの基本的な知識を勉強する内容でした。皮膚疾患は梅雨から夏場にかけて多く来院されますが、体質的に通年治療が必要な子もいるため病院への来院も多い疾患になります。

また内臓機能の疾患とは違い、飼主様も眼に見えて病変が分かるため、こちらからも獣医学的観点から説明をできなければならない疾患にもなります。

皮膚は体の一割程占めているため、皮膚疾患によるダメージは体の一割ダメージを受けることになります。皮膚は身体の中の臓器を守ったり、体温の調節や、栄養の蓄えなど様々な働きをしています。いつものことだからと見過ごされてしまう皮膚疾患も身体への大きなダメージへとなっている可能性もあります。

今回のセミナーをうけ、私たち看護師からもアドバイスできることや、診察での分かりやすい説明へとつなげられるようにしていきたいと思いました。