藤井動物病院

研修報告

学会発表 日本獣医再生医療学会

獣医師 宮本

2021年10月24日に日本獣医再生医療学科主催のホームタウンミーティングに参加いたしました。

今回はコロナウイルスの関係でオンラインでの開催となります。

私は「免疫療法・化学療法・免疫療法を併用して長期生存した甲状腺濾胞癌の犬の1例」というテーマで発表させていただきました。

今回発表した症例では腫瘍の診断時、すでにリンパ節への転移がありましたが外科手術後に抗がん剤治療と免疫療法を行い、4年以上生存することができました。

抗がん治療には外科手術、抗がん剤を使った化学療法、放射線療法などがありますが、多くの抗がん治療は副作用や痛みなどを伴います。

免疫療法では副作用の心配はほとんどないため、さまざまな理由でほかの治療が難しい症例での有用な選択肢のひとつとして注目されています。

今回発表した症例は甲状腺がんでしたが、この腫瘍における免疫療法の症例数はまだ少ないため今後さらにその効果や、生存期間に与える影響に関しては情報収集をし、今後の診療に役立てていきたいと考えております。