Fujii Times(ブログ)

2017年10月22日

台風や低気圧の時には要注意

総務スタッフです。今日は10月21日です。本来であれば季節の良い秋。お出かけを予定していた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。今日は、あいにくの強い雨(8:58現在)。そして雨だけでなく、超大型で非常に強い台風21号が日本に近づいています。明日23日には上陸の恐れがあるということです。

気圧が低くなると、体がだるく感じることはありませんか。個人的な話ですが、私は気圧の変化(低気圧)で軽い偏頭痛が起こります。特に大きな台風の時は気圧が下がり、その傾向が強くなります。

低気圧を回避できませんが、私は、スマホにも気圧の状況がわかるアプリ(頭痛—る)を入れ、急激に気圧が下がる時には注意するようにしています。

今朝 、自宅でこのアプリを眺めていたのですが、台風接近が近づくに連れ、急激な気圧の変化が予測されていました。

人にも影響を与えるこの気圧の変化ですが、動物にも影響があると言われています。前回、猫の腎不全について触れさせてもらいました。そもそも腎臓は血液をろ過し、いらない不純物を尿として外に排出する臓器です。低気圧=私たちの外の圧力が下がることで、血管が膨張し、血の流れが滞ります。腎臓が悪い場合、血液がろ過しきれず、血液に不純物が残ったまま、体中をめぐってしまいます。

また、寒くなるとあまり水を摂取しなくなるため、腎臓の悪い場合、尿だけが出て脱水し始めて、ますます腎臓が悪くなります。院長のTweetにもありますが、水分の多いフードを与えるなど水分補給を心がけてください。

水分補給だけでなく、特にここ数日、台風など低気圧によって体調や様子の変化がないか気にかけていただき、気になることがあれば診察の際、獣医師にご相談ください。