医療・検査機器一覧
1、検査機器
A、画像診断
小動物診断用3DマイクロCT
小動物用CT。人用の大型CTの副作用でもある散乱放射線の低減とそれによる被爆を押させることができます。
内視鏡
いわゆる胃カメラ。食道や胃腸の病変の発見に役立ちます。胃腸内の生検や異物摘出にも用いられます。
デジタルレントゲン
デジタルのレントゲンです。
デジタルX線画像読取装置
デジタルレントゲンを読み取るための装置です。
エコー ICU用
超音波検査装置です。被爆・麻酔のリスクがありません。
B、血液装置
自動血球計算機
赤血球や白血球など血球系の検査を行います。
生化学検査機器
腎機能や肝機能、血糖値、電解質など、血液生化学検査を行います。
CRP測定機
イヌの炎症反応性タンパクを測定する器械です。
自動血液凝固測定装置
血液の凝固異常が無いかどうかチェックする器械です。
ホルモン測定器
犬猫に多く認められる、副腎皮質機能異常、甲状腺ホルモン異常を迅速に検査することが可能です。
遠心分離機
血液を遠心して、血漿や血清に分離する機械です。
冷却遠心機
冷却を行いながら遠心分離を行うことのできる機械です。
C、眼科検査
トノベット
トノベットは点眼麻酔なしで眼圧測定が可能。
眼底カメラ
動物に負担を極力かけずに眼底や目の表面の観察を行うことができます。
スリットランプ
眼の表面からの構造の変化を検出していく器具です。
D、耳検査
ビデオオトスコープ
耳用内視鏡。耳道内の洗浄および鉗子やレーザーを用いた生検や異物除去が可能です。
E、その他
顕微鏡
顕微鏡でのぞいた画像を各診察室で実際に見ることができます。
2、減菌機
オートクレーブ（高圧蒸気滅菌機）
当院では安心・安全な医療の実現のため、使い捨てでないものは滅菌して使用しています。複数台あります。
ガス滅菌機
オートクレーブでは滅菌できないもの（濡らしてはいけないもの、熱・圧力で変形するもの）の際に使用します。
プチクレーブ
ハイスピードタイプの小型高圧蒸気滅菌器です。
3、手術用機器
A、麻酔関係
麻酔器
換気量や呼吸回数などを適確に感知し、一定圧による自動換気を行い、適切な深度の麻酔を安定して得ます。複数あり。
麻酔器
麻酔薬を気化させて、吸入麻酔を行うことができます。また、緊急時には人工換気を行うことが出来ます。
モニター
各種値を麻酔医が確認するためのものです。
ヒートマット
手術中の動物は体温が低下しやすいため、温めて体温を保つために使用します。
B、手術関係
バイクランプ
手術時に結紮(けっさつ)のかわりに用います。体内に糸を残さず手術をすることができます。
CO2レーザー
組織を蒸散させ、外科的処置が行えます。
電気メス
カットは勿論、止血しながらカット、止血、バイポーラ－、モノポーラーと使い分け自由自在です。
液体窒素
生体組織を生理学的に抑制したり、解剖学的に破壊するために目的部位を凍結する手術で利用します。
ソノサージ
止血をしながら切開をすることが可能な機械です。
ドリルユニット
整形外科手術の際に用いられるコードレスのドリルユニットです。
腹腔鏡
避妊手術、腹腔内の観察、肝臓をはじめとする臓器の生検の際などに活躍しています。
クリヨペン（凍結治療器）
小皮膚病変などを手軽に凍結治療できる機器です。血流遮断や患部組織の凍結により安全に治療が可能です。
4、歯科関係
歯科レントゲン
通常のレントゲン撮影と比べて、歯の一本一本の詳細な評価を行うことができます。
歯石ユニット（Oral VetⅡ）
歯を削ったり磨いたりするユニットです。
PIEZOSURGERY
iPiezo engine Varios 970及びiProphy
5、治療用機器・その他
A、治療用機器
半導体レーザー
疼痛を緩和の治療や外科手術に応用されます。
免疫療法
リンパ球を分離する操作をしたり、分離した血球を培養するために使用します。
酸素室
換気状態の悪い症例では通常の外気よりも高濃度の酸素濃度に設定したケージで治療を行います。
酸素発生機
酸素を発生させる装置です。
マイクロバブル
通常の泡より小さな気泡が皮膚の毛穴の中にも入り込み、汚れと結びつくことによって洗浄効果を発揮します。
B、その他
オーリフラッシュ
通常の耳道洗浄では洗いきれないような症例では、よりしっかり洗浄を行うために使用します。
ネブライザー
呼吸器疾患などの症例で使用します。薬剤の入った液体を霧状にし、吸入治療を行うことができます。