Fujii Times(ブログ)

2018年08月21日

ペット医療機器、関連商品の広がり

こんにちは。総務スタッフです。先日、新聞を読んでいたら、「犬用コンタクト・小型犬の栄養食・・・ペット消費、裾野広がる」のタイトルがありました。

犬用コンタクトについては、既に今回の記事以前より存在します。藤井院長にも話を訊きました。「(犬用のコンタクトレンズは)視力補助のためではなく、角膜保護のための治療用に使う。人が眼帯をする様な疾患でも犬は目をつぶっておけないので、角膜保護のためにコンタクトレンズを使用する」と話がありました。

コンタクトレンズを装着することで菌の感染や傷を防ぐということですが、犬は角膜潰瘍など角膜に傷がつくことも多いので、その保護にも良いのかもしれません。

今回、発表されたのは、犬用のコンタクトレンズで犬種ごとにカスタマイズされ、さらに使い捨てコンタクトということで話題になったのだと思いますが、ますます犬の生活の質(Quality Of Life)を考えた商品が増えてくると想像できます。

※コンタクトレンズは獣医師の有資格者のみが取り扱えます。

他にも医療機器以外でも、ペットを飼う会員向けサービスや、小型犬向けの総合栄養食で朝食用、夕食用が準備されるなど、サービスが広がっています。この栄養食は、食事の時間帯に合わせた栄養素を含んでいるようです。

これらのように、今後はさらに多様化、細分化、専門化された医療、医療器具やサービスが充実してくるでしょう。わたしたちは、新しい情報には敏感でありながらも、正しい診療を施せるよう精進して参りたいと思います。