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2024年07月18日
暑い夏をペットと安全に楽しく過ごす方法
日本の夏は真っ盛りです。強い日差し、セミの鳴き声、そして暑さ!日本の気候は、私が小さい頃とは大きく変わりました。世界的に夏が暑くなっていることは間違いありません。それに伴い、ペットを猛暑の危険から守ることが大切です。
犬や猫は汗をかくことができないため、余分な熱を発散させることが苦手です。したがって、飼い主がペットのために涼しい環境を提供することが非常に重要です。以下に、猛暑の中でペットを涼しく保つためのいくつかの簡単な方法をご紹介します。
1. 水分補給
ペットが清潔な水に簡単にアクセスできるようにしておきましょう。散歩に行くときは常に水を持ち歩き、家の中でも水を飲める場所を複数用意しましょう。ペットが喜ぶなら、水に氷を入れて冷やすのもよいでしょう。特に、猫は自ら進んで水を飲むことが少ないため、水飲み場を複数設けることが有効です。
2. 日陰を作る
犬が外にいるときは、日陰がたくさんあることを確認してください。日中、太陽がどのように移動するかを観察し、犬がいつでも涼める場所を確保できるようにしましょう。また、ペ犬用の日除けテントを設置することも効果的です。
3. 散歩は早めか遅めに
一日のうちで最も暑い時間帯を避けるために、早朝や夕方に散歩を行うことをお勧めします。ペットが暑さにさらされる時間を最小限に抑え、快適な温度で運動させることができます。
4. 舗装道路の温度に注意
夏にコンクリートや舗装道路を裸足で歩いたことがありますか?それがどれほど暑くなるかご存知でしょう。気温が35度を超えると、歩道の温度は65度を超えることがあります。ペットの肉球に中度から重度の火傷を負わせることになります。特に舗装道路を避け、草地や土の道を選ぶようにしましょう。
5. 冷却マットや濡れタオルを使う
熱をペットから遠ざける素材でできた冷却マットを購入できます。ペットのいつもの場所や、ペットが使いそうな場所に敷いてください。購入できない場合は、フリーザーブロックやアイスパックを毛布でくるんだり、濡れタオルでペットの体を拭いてあげましょう。この際、凍らないないタイプの不凍液(エチレングリコール)を使っている製品は避けてください。間違って破れたり壊れたりして舐めると致死的な中毒を起こします。
6. 氷のおやつを作る
チキンのゆで汁やウエットフードの水分、あるいはペットの好きなおやつを水で凍らせたもので、氷のおやつを作ることができます。これにより、涼しさと楽しさを提供できます。
熱中症の兆候と対策
最も重要なことですが、ペットの熱中症の兆候を見分け、すぐに対処できるようにしましょう。以下の兆候が見られた場合、速やかに冷却措置を施し、獣医師に連絡してください:
- よだれ
- 過度のパンティング
- 虚脱/衰弱
- 極度の口渇
- 見当識障害
- 呼吸困難
- 下痢
- 嘔吐
特に最近の研究によると、犬は特に大型犬種が熱中症にかかりやすいことがわかっています。また、猫は熱中症の初期症状がわかりにくいため、飼い主の注意が必要です。
熱中症の疑いがある場合は、上記を参考にペットをできるだけ冷やし、できるだけ早く動物病院に連絡してください。ペットの安全を確保しながら、楽しい夏を過ごしましょう。