NEWS

2024年05月29日

犬猫のおやつについて

犬猫の健康を維持するためには、バランスの取れた食事が重要です。おやつやテーブルフードを与える際には、全体の食事バランスを崩さないようにすることが大切です。一般的に、おやつは総カロリー摂取量の10%以内に抑えることが推奨されています。また、基本の食事にプラスアルファでおやつやテーブルフードを与えることは避け、通常の食事の一部として扱うようにしましょう。以下に犬猫の与えても構わないおやつの割合について説明します。

 

犬猫の総カロリー摂取量とおやつの割合

  総カロリー摂取量の計算:

    • 犬猫の1日の総カロリー摂取量は、年齢、体重、活動レベル、健康状態によって異なります。例えば、成猫の場合、体重1kgあたり40~50キロカロリーが目安です。成犬の場合、体重1kgあたり30~50キロカロリーが目安です。

 

  おやつのカロリー計算:

    • 総カロリー摂取量の10%を超えないようにおやつの量を調整します。例えば、体重5kgの成猫の場合、1日の総カロリー摂取量が200キロカロリーとすると、おやつは20キロカロリー以内に抑える必要があります。同様に、体重10kgの成犬の場合、1日の総カロリー摂取量が400キロカロリーとすると、おやつは40キロカロリー以内に抑えます。

 

おやつを与える際のポイント

  • 栄養バランス: おやつは総合栄養食の補完として与えるものであり、栄養バランスが崩れないように注意します。
  • 種類と成分: おやつの成分表示を確認し、砂糖や塩分が多く含まれていないものを選びます。また、アレルギーを持つ犬猫には適したおやつを選ぶことが重要です。
  • 頻度と量: おやつを与える頻度や量は適切に管理し、過剰に与えないようにします。
  • プラスアルファで与えない: おやつは通常の食事の一部として扱い、基本の食事に追加する形で与えないようにします。おやつを与える場合、その分だけ通常の食事の量を調整し、全体のカロリー摂取量を超えないようにすることが重要です。

 

結論

犬猫の健康を維持するためには、おやつのカロリーが総カロリー摂取量の10%以内に収まるようにし、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。また、おやつは基本の食事にプラスアルファで与えるのではなく、通常の食事の一部として管理することが大切です。与えるおやつの種類や成分に注意し、適切な量を守ることで、犬猫の健康をサポートしましょう。