藤井動物病院

研修報告

心エコー検査 セミナー実習2

獣医師 中林

2017年10月12日に心エコーセミナーの2回目を受講してまいりました。

今回は動物を用い、1回目で学んだ検査手技を基に実際に超音波プローブを当てていく実習形式となります。3台の超音波検査機を用い、3つのグループに分かれて実習を行っていきました。

心臓の各断面を描出する際のプローブの位置や傾き、マーカーの向きなど詳細なバランスの調節は頭の中では理解をしていてもいざ実践となると難しく、適切な画像の描出に時間がかかる場面もあり、スムーズに描出するためには鍛錬と慣れが必要だと感じました。

決まった時間内に検査を済ませることは動物に対しての負担も少なく、特に心疾患を持つ場合は検査の際の体位自体が心臓への負担になりかねないため、よりスムーズに検査を行い動物の状態に配慮する必要があります。
そのためにも迅速かつ正確な画像の描出および測定技術を身に付けることが最も重要であり、今後の課題になってくると考えております。

今回のセミナーを通して今まで不透明であった心エコーの基礎知識を再認識するに加え、実際の検査手技も修了したわけですが、これで終わりにするのではなく、自分の中で重要なことを常に意識しながら実戦経験を積んでいくことで検査技術を向上していきたいと思います。