Fujii Times(ブログ)

2019年05月12日

Amzon売れ筋ランキング1位(畜産・獣医学ランキング)

総務スタッフです。院長の藤井康一が総監修した「1年目を生き抜く動物病院サバイバルノート」がAmazon売れ筋ランキング1位となっています。(2019年5月12日現在)。

予約が多く、発売当初、売り切れでした。(現在は販売中)。獣医師、動物看護師を目指す学生のみなさんや1年目の先生方や動物看護師のみなさんにも手にとっていただけているようです。

内容は、1.身体検査・触診・聴診 2.保定 3.採血 4留置 5血液塗抹の作り方・みかた 6.注射法・薬用量計算 7カテーテル 8包帯法 9.神経学的検査 10.関節穿刺 11.骨髄穿刺 12.消化管内視鏡 です。

全ページが獣医師の北見まき先生の手書きのイラスト、手書きの文字で、非常にわかりやすく、見やすい内容で、新人、獣医師、動物看護師向けの本になっています。

私も個人的に購入しました。話に聞いてたとおり、イラストが愛らしく、手書きのあたたかさが伝わってきます。ただ愛らしいだけではなく、大事なことが、端的に理解できるよう、ストーリー建てられています。

冒頭に藤井院長の「監修にあたり」には、下記のように書かれています。以下一部抜粋します。

『現在の若手の獣医さん、そして動物看護師さんはとても沢山の知識を持って卒業しています。しかしながら知識を技術に変えないと臨床の場では役に立ちません。さらにはAIの時代になれば知識自体は役に立たなくなるかもしれません。そのような時代が来る前に、この本を手にした獣医さんや動物看護師さん方の知識を技術に変えることが少しでも早くできるようになることを期待して監修しました』

まさに、知識を技術に変える。論理的思考を身につける。このことは常日頃、院長が繰り返し伝えていることです。その話にもつながる思いが綴られていました。
また、当初、依頼があった時、書けるかどうか悩んだと書いてあります。そこで想い出したのは院長の父でもある初代院長 藤井勇さんのことだったようです。

私は獣医師、動物看護師のみなさんとは立場が違う、総務スタッフですが、院長の思いから、改めて「伝承の大切さ」「教育とは何か」「育成とは何か」と考えさせられました。

個人的にも、獣医師、動物看護師をめざす学生のみなさん、新人のみなさんに見てもらいたい本です。この本を参考にして、知識を技術に変えていきましょう。