Fujii Times(ブログ)
2018年01月28日
総務スタッフです。当院は犬の動物病院という印象が強いかもしれませんが、愛猫の診察、治療のために訪れる飼い主さんも多くいらっしゃいます。藤井院長のTweetも猫についての投稿も多く、反応からも関心の高さが伺えます。
高齢猫の病気に甲状腺機能亢進症があります。この病気は沢山食べ沢山水をのみ、痩せてきます。そして性格が怒りっぽく攻撃的になり心臓もいつもドキドキしています。このため飼い主さんは認知症が始まったと勘違いしますが、早期の治療が必要です。8歳を過ぎたら、甲状腺検査をする事をお勧めします。
— 藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) (@FujiiACC) January 22, 2018
猫には喘息があります。家族の喫煙は喘息の発生率を上げてしまうばかりではなく、発癌率、例えば鼻腔癌、肺癌そしてリンパ腫の発生率も高めてしまうといわれています。そして喘息のような呼吸器疾患も悪化しますので要注意です。猫の過ごす低い位置には空気清浄器を取り付けることがとても大切です。
— 藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) (@FujiiACC) January 23, 2018
猫は週に2回ぐらい吐くのは生理的に正常です。通常は白い泡か黄や茶色い液を吐きます。血液が混ざっていたら、胃炎、腫瘍、胃潰瘍(消炎鎮痛剤の飲み過ぎなども含む)異物やそれによる傷、止血異常、寄生虫、毒物、腎不全など色々な悪い病気が考えられます。回数が徐々に増加するのも注意して下さい。
— 藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) (@FujiiACC) January 24, 2018
猫は色々な場面で鳴きます。普段通りの要求、お腹がすいた、遊んで欲しい、撫でて欲しい時などに鳴きます。また家族や家の構造が変わったりした時にも鳴きます。それぞれ鳴き方は違いますが、これらの状況以外では痛み、不安、代謝異常、認知症などの場合がありますので、動物病院に相談しましょう。
— 藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) (@FujiiACC) January 25, 2018
猫に手作り食を与えている方は多いと思います。人や犬は、生体内でアミノ酸からナイアシンを合成することができますが、猫はできません。そのため、猫は食餌中からナイアシンを摂取する必要があります。たらこ、かつお節などの魚介類には多く含まれるもので、脂質、糖質、たんぱく質の代謝に不可欠です
— 藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) (@FujiiACC) January 27, 2018
当院では、愛猫の飼い主さんにご安心いただけるよう、猫の待合室があります。
待合室は診察室からも近く、落ち着いて待っていただけるよう、アンティークな家具や床材も配慮しています。
暖炉の上には猫の置物や写真も飾られています。
ちろん検査や外科手術における設備も技術も充実しており、愛猫の飼い主の皆様にもご安心して受診いただけます。例えば先日の院長のTweetにもあった、高齢猫に多い甲状腺機能亢進症も以前は、外注検査で診断に数日を要しましたが、現在は院内で検査可能で、当日検査結果がわかります。また小型な猫でも負担が少ない、3DマイクロX線CTや歯石除去や去勢手術に対しての施設・技術も充実しています。
愛猫に対してもお困りごとがありましたら、当院へお越しいただき、獣医師と相談いただければと思います。