Fujii Times(ブログ)

2018年05月21日

検査が教えてくれること

こんにちは。総務スタッフです。前回のブログの最後で、「予防のための定期検診」が大切だと書かせていただきました。そのことを先週末、身をもって体験したので、少し書かせていただきます。

みなさんの関心のある、ワンちゃん、猫ちゃんの話ではなく、私の話で恐縮ですが、先日、大腸内視鏡(カメラ)検査をしました。私は胃腸が子どもの頃から弱く、胃カメラは毎年、大腸カメラは2〜3年に1回実施しています。

そのおかげもあって、日頃はとても安心して、調子よく過ごしているのですが、今回、初めてS状結腸に3〜4mmのポリープが見つかりました。状況からみて恐らく良性ではあると言われましたが、切除し、細胞検診となりました。

細胞検診の結果は1週間後となりますが、現段階では、そのポリープを発見できたことに安堵しています。恐らく放っておけば、これがさらに大きくなり、少なくとも今よりは、がん化する可能性があるからです。

先生がおっしゃっていましたが、大腸がんができやすい部位は、直腸、S状結腸で、その部位からの発症が7割だそうです。そう考えるとなおさら、今回の検査をして良かったと感じます。

正直、この検査前の数カ月は非常に胃腸の調子も良く、下痢などの症状もありませんでした。前回(2年6ヵ月前)の検査とそれほど変わっていないので、今回も何も見つからないだろうと思っていました。不思議な感じです。

ワンちゃんの話に戻せば、統計(保険会社調べ)的に消化器疾患率は高い傾向になります。高齢になるほど、他の病気も出てくるので割合は下がりますが、逆に0歳、5歳などをみると消化器系の疾患割合は高く感じます。

日頃の生活から、この子は良くお腹を壊すなあとか、下痢をするなど感じたならば、定期検診を考えると良いかもしれません。心配しすぎは返ってよくありませんが、何も異常がないなら、その間、ワンちゃん、猫ちゃんにとっても飼主さんにとっても安心して生活ができるかと思います。