Fujii Times(ブログ)

2017年03月22日

女性獣医師の活躍

総務スタッフです。

先日、「重医事をめぐる情勢(農林水産省消費・安全局 畜水産安全管理課 平成28年9月)」を見ていると女性獣医師に関する情報がありました。

・現状の獣医師のうち、20-30歳代では女性獣医師が増加。約半数を占めている。
・獣医学生の約半数は女性であり、今後も女性獣医師が増加。

確かに、最近の獣医師向けの新卒採用セミナーも女性獣医学生が多く、また質問も積極的です。また小動物の臨床獣医師になろうという意志も強いように感じられます。

当院にも現在、2名の獣医師がおります。双方とも5年以上の勤務獣医師で飼い主さんからの信頼も厚いです。内科は言うまでもなく、根治を目指した外科手術の技術も習得し、日々診察、治療をしています。

他にも、当院で7年間、勤務医として働いた後、開業医としてキャリアを積んだ先輩女性獣医師がいます。その先生は、勤務医か開業医か悩んだ時に、当院院長の藤井よりアドバイスを受け開院しています。そのアドバイスは開業前だけでなく開院後も獣医療面、また経営面の相談を含め継続しています。

創業からの60年を顧みれば、多くの女性獣医師が当院に関わり、勤務医として独立開業医として巣立っていきました。

もちろん、獣医師としては言うまでもなく、一人の人間としての成長は大事です。それぞれのライフステージに合わせた勤務体系、またライフ・ワーク・バランスも重要です。

当院が業界に先駆けて始めた予約制や日曜日の休み、また獣医師の週40時間をめざすのも、獣医師のライフ・ワーク・バランスのことも考えてのことです。またそれらの環境は現状に甘えることなく、さらに良くしていこうと考えています。

女性獣医師をめざす獣医学生のみなさんも当院へ足を運んでいただければと思います。