Fujii Times(ブログ)

2019年04月09日

サスティナビリティな世界を求めて。自分たちができること。

総務スタッフです。4月になりました。4月に入ったとはいえ、1〜3日寒さを感じました。平均気温を調べてみると、最高気温1日14.7℃(昨年21℃)、2日13.3℃(23.5℃)、3日14.4 ℃(23.5℃)、4日16.9℃(25.8℃)と、やはり最高気温でも10℃近く低いようです。

季節の変わり目、みなさんもワンちゃん、ネコちゃんも、体調管理には十分、お気をつけください。

さて、今日は、レジ袋について少し書きたいと思います。4/1から当院のレジ袋を紙製に変更しました。

調べてみると、日本国内では年間900万トンのプラスチックごみがあり、その半分が包装容器やペットボトルです。一部は再利用などされていますが、使い捨て、焼却が多い状況のようです。

またレジ袋においても年間450億枚の利用があります。(450億枚って凄い数ですよね・・・)

それらを背景として、外食サービスもプラスチックストローの廃止を宣言した動きも出てきています。

レジ袋についてもスーパーではマイバックの利用促進や、コンビニにおいては、2020年以降のレジ袋有料化の義務付けなど、プラスチックの削減戦略が環境省から提示されています。

これらを実現、推奨していけば、既に、レジ袋の有料化、廃止は進んでいる国はあり、削減が実現しているので、一定の効果は得られることが推測できます。

そんな中、当院でも自分たちができることを実施しようということで、レジ袋の紙製にすることにしました。ただ、これは、いま書いた背景があったからということが大きな理由ではありません。

当院は、あらゆることにおいてサスティナビリティ(持続可能性)を推進してきています。サスティナビリティとは、一言で表現すると、今だけ良ければ良いという考え方ではなく、ずっと将来的にも良い状態を保つよう、考え、行動することです。

それは、当院の働き方や組織での制度にも反映されています。業界に先駆けた完全予約制や日曜日の休みを含む完全週休2日制もそうです。

さらに遡れば、当院単独での夜間診療を止め、15年以上前に横浜初の夜間動物病院(現DVMsどうぶつ医療センター横浜)の設立をしたのも獣医師や動物看護師が働き続けることができる=サスティナビリティな環境をどのようにつくっていくかと、藤井院長自らが考え、行動してきたことにつながる話です。

環境面でも同様です。例えば、LEDが出たとき、すぐ、病院内の電球をLEDに取り替えました。手術着のスクラブも使い捨てのタイプから、滅菌、洗浄でして利用するものに変更しています。

今回のレジ袋もそのような流れの一環であり、特別なものではありません。当たり前のことなのです。

サスティナビリティな世界は、自分たちでつくっていくものです。そのためにまずは自分たち自身、何ができるか考え、できることから始め、行動する。

ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、今回のレジ袋の件もその一環としてご理解いただければ幸いです。