副腎皮質機能亢進症と甲状腺機能低下症

副腎皮質機能亢進症と甲状腺機能低下症

犬の副腎皮質機能亢進症(ふくじんひしつきのうこうしんしょう)と甲状腺機能低下がとても多い病気です。これらは現在8歳以上の犬では検査を勧めています。

中高年期になり、体重増加、肥満、お腹が出てくる、運動を嫌がる、高脂血症などの症状が出ると、飼い主様の皆さんは通常、年を取ってきた、とか中年だからと勘違いをする方が大半ですが、これらの症状は犬で多いホルモンの疾患の可能性があります。

特に甲状腺機能低下症と副腎皮質機能亢進症は犬でしばしばみられるホルモン疾患です。

犬の甲状腺機能低下症の症状は肥満、体重増加、運動不耐性、動きたがらない、疲れやすい、散歩に行きたがらない、すぐに帰りたがる、高脂血症などの症状が出ます。

犬の副腎皮質機能亢進症では衰弱、肥満、体重増加、多飲多尿、多食、腹部膨満(腹腔内臓器の腫大、腹筋虚弱)などの症状がでて、どちらも飼い主様が老化現象と間違えて放置をすることが多いです。

これらの症状があり気になる方がいらしたら、獣医師に相談してみてください。

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