Fujii Times(ブログ)

2017年05月27日

藤井動物病院が考えるチームワーク・チーム医療とは

総務スタッフです。藤井動物病院では、獣医師と動物看護師が、また複数の獣医師が協力し、診察や検査、手術をしています。それらを総じて「チーム医療」と言葉にすることもありますが、その言葉自体に違和感を持つこともあります。

先日も新卒採用セミナーで学生さんに当院の特長の1つとして「最短で根治をめざす『最先端の外科治療とチーム医療』を説明したのですが、この時も、うまく伝えきれなかったように思います。

実はその時、私が説明する横に藤井院長がいたのですが「(ここで言うチーム医療とは)獣医師、動物看護師が臨床や経験を重ね個々の実力を高めた上で協力し、根治をめざした医療を実現しているということで決して個々の力の無さを補っているのではない」と補足がありました。

当院は普段から常にコミュニケーションをとりあい、獣医師と看護師、また獣医師同士の連携がとれています。

また、協力しあうことで、手術も短時間で実施でき、動物への負担も最低限におさえられています。

ただ、繰り返しになりますが、これらをもって「チーム医療」と言うには言葉が足りない気がしているのです。その点、どうやって伝えたら良いのかと悩んでいたときに、院長がオランダへ行ったときの報告(英文)を目にして、ハッとさせられました。

「・・as a team they are really efficient and very much attuned to each other. All people know exactly what they should do and what they need to do. It is a harmonized team both mentally as physically. Everything goes very smooth and automatically,・・・・」

・チームとして効率的で、お互いに調和している。

・チームの全ての人が「自分たちが何をすべきか。何をする必要があるのか」を正確に理解し、行動している。

・その結果、精神的にも身体的にも調和がとれたチームとなり、全てがスムーズで
 意思疎通がはかれている。

院長がオランダで感じたことが、まさに藤井動物病院のチームワークやチーム医療という言葉の意味する所であり、根幹につながる話だと感じました。次回の学生さん向けのセミナーでは前回より正確に伝えられると思います。