Fujii Times(ブログ)
2018年07月23日
総務スタッフです。酷暑が続きます。22日(日)は、ここ横浜でも最高気温35.1℃を観測。東京でも今年の最高気温35.6℃、名古屋では39.5℃と40℃近く、全国233地点で最高気温が35℃を上回る、猛暑日となりました。
藤井院長のTweetでも犬の熱中症への注意を呼びかけています。
暑い日が続きますが、犬の熱中症は、まず舌を出し呼吸をし、舌が伸びてだらっと出る。ふらつきがでる、ぐったりする。赤黒い歯茎、眼が充血する。心臓がドキドキして、高熱40度以上になる。呼びけに反応しなくなり、うつろな目になる。この様な経過で重篤になります。早めに発見し体を冷やして下さい。
— 藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) (@FujiiACC) July 12, 2018
夏は朝の7時半ぐらいには日差しが強いため自動車内温度は40度を超えてしまいます。朝早くても車の中に犬猫を残して買い物などをしないでください。もしそういった状況が予想されるときは、犬を連れて行かないことです。車のエアコンをつけていてもやめてください。事故は起こっています。
— 藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) (@FujiiACC) July 13, 2018
ここにも書かれていますように、朝早くても車の中に犬猫を残さない。仮に車のエアコンをつけていてもやめるよう警鐘しています。この季節、わずかな時間でも車に犬猫を残すことは、危険なことです。
海外のサイトには、「犬は、暑い車の中で、わずか6分で亡くなる」と書かれている記事もあります。
(ご参照: It takes just six minutes for a dog to die in a hot car)
本記事によれば、各国で暑い車の中に置き去りにしないキャンペーンや警告をしているにも関わらず、車に犬を残し続けている飼い主がいると書かれています。英国のRSPCAには2009年〜2018年までに64,443件の緊急連絡があり、そのうちの90%が車に放置されている犬に対してのものだったそうです。最近では2018年6月25日〜7月1日の間に、1123件の報告で、それは1時間に7回の緊急連絡という多さです。
引き続き、本記事によれば、犬の体温が41℃を超えると熱中症の危険性があり、50%生存しないとも書かれています。外側が22℃でも車内は1時間以内に容易に47℃に達することがあるとも注意を促しています。
こちらは6年ほど前にアップされたYouTubeで230万回以上再生されている動画です。Dr Ernie Wardが自ら車に乗り込み車内温度の上昇を説明しています。4つの窓を約1インチ(2.54cm)〜2インチ(5.08cm)開けているにも関わらず、摂氏35℃の車内温度が15分後には40℃を超え、30分後には47℃まで上昇しています。
冒頭に紹介した藤井院長のTweetにもあるように、車内に犬猫を置き去りにすることは、例え車内でクーラーをかけていたとしても絶対にしない。置き去りにする可能性がある場合は連れていかないようにお願いします。これから夏休み、イベントや帰省など車での移動も多くなるかと思います。まだまだ暑い日が続きます。くれぐれも熱中症にはご注意ください。