Fujii Times(ブログ)

2018年06月18日

動物看護師実習をご希望の学生さんへ 1日見学の意味

総務スタッフです。今朝、大阪北部を震源とする地震がありました。関西のみなさま、大丈夫でしたでしょうか。余震などくれぐれもお気をつけください。

さて、今日は動物看護師をめざす学生さんに向けて、1日見学の意味を書きたいと思います。前々回のブログでも最後に少し触れたのですが、その補足をさせてください。

動物看護師をめざす学生さんから「動物看護師実習はないのですか?」「実習はどんなことをしますか?」と質問を受けることがあります。

当院は、まず、1日or 2日間の見学コースをおすすめしています。まず、見学コースと書いているのは、「まずはどんな病院なのか知りたい」「まだ実習までの心の準備ができていない」という学生さんも多くいるため、リラックスして当院に訪れて欲しいというのも1つの理由です。

次に、当院は、完全予約制で決められた時間の中で診察をしています。正確な診断・治療をするために問診、触診、聴診など徹底した診察を行っています。当たり前のように感じるかもしれませんが、当院の獣医師・動物看護師の集中力、その徹底ぶりを肌で感じて欲しいということがあります。

我々が実施しているのは、大切な動物の命を預かる医療です。その真の医療現場を見ていただくことで、動物看護師として働くということがどういうことなのか、改めてわかることも多いと思います。

と書くと、重苦しい雰囲気を感じるかもしれませんが、飼い主さんとの会話、獣医師との会話、クライアントリレーションメンバーとのやりとりなどのコミュニケーションなど、笑顔の中で交わされることも多くあります。その信頼関係がやりがいにもつながります。

当院は少数精鋭です。少数でこれだけの医療を施せるのは、理由があります。その理由を見学では、少しだけ感じとってもらえるはずです。目標が既に決まっている学生さんは、その目標に近づくために。また目標・目的がまだ決まっていない学生さんは、その目的を探求するために。ぜひ、一度、見学に足を運んでみてください。