藤井動物病院

研修報告

家庭犬のしつけ方講座 2016.7.17

看護師 大岡

2016年7月17日にJAHA「家庭犬のしつけ方講座ベーシックコース」を受講しました。この講座は、私たちのような動物関連を仕事にしている人、犬を飼っている、または、これから飼い始める飼い主様など、犬のことを理解したいすべての方を対象とした講座です。

講座はテーマ毎に4回あり、私は第1回と4回を受講しました。今回は7月17日に行われた第1回の「犬との暮らし方学」について報告させていただきます。

皆さんは愛犬との暮らしで困っていることはありませんか?

飼い主様には、トイレの失敗やいたずら、飛びつきや甘噛み、散歩時にリードを引っ張る、インターホンの音に吠えるなど…その他にも多くの悩みを抱えている方がいらっしゃると思います。

実際にこの講座で受講者に向けて「愛犬との暮らしで困っていることは何か」というアンケートが行われました。その結果、1番多かったものは「吠え」で、これは昨年も同様の結果だったようです。

犬の困った行動(問題行動)の種類は限られています。吠えや特定の場所で排泄をしないなどの行動は、犬の正常な行動です。犬に悪気はありません。しかし何も対策をせずにいると、犬は好き放題行動するようになり手に負えなくなってしまいます。そうならないためにも「しつけること」はお互いが快適に暮らすために、大事なことです。

しつけの方法は様々ですが、重要なポイントは「失敗してから叱るのではなく、失敗を予防すること」です。叱るということは犬には伝わりにくく、勘違いをしてさらに行動を悪化させてしまう可能性があります。一方、予防は、防ぐことができるものは防ぎ、行動を起こさせないようにすることが問題行動を起こさせないことに繋がります。

例えば、犬が届く位置に食べられてはいけないものや壊されたくないものを置かないこともその一つです。食べられてから叱る、壊されてから叱るではなく、最初からその場に置かないことで誤食を防ぎ、叱ることも防ぐことができます。

また、犬種の特徴や個性を理解することも重要です。運動させたり、遊ぶことでエネルギーを発散させ、いたずらなどの問題行動を防ぐことも有効です。個体によって好きなおやつやおもちゃは異なりますので、その子が好きなものを探すのも楽しみの1つかもしれません。

その他に犬と生活をしていく上で必要なことは、「周囲の人に迷惑をかけないこと」です。排泄物の放置やリードをせずに散歩をするなど、ご近所の方や地域の方々に迷惑をかけないようにすることも、飼い主である私たちが気を付けるべきことの1つです。

犬と生活をしていくことは楽しいことですが、同時に大変なことも多いと思います。私自身、一人暮らしをしながら犬と生活をしていますが楽しいと感じる反面、大変だと感じることもあります。今後もこのような講座を受講し、しつけ方法を習得して皆さまにお伝えできればと思います。

次回は第4回の「犬のトレーニング学」を受講します。