藤井動物病院

犬の健康のために

日々の生活で注意したいこと

犬に与えてはいけない物

犬と看護師

犬に与えてはいけない食べものは、アルコール類、アボカド、カフェイン類、チョコレート、葡萄類、キノコ類、ネギ類、レーズン、そしてキシリトールを含む食品などがあげられます。深刻なトラブルになることもありますので、注意してください。ネギ類については、ニンニクなども含めて注意が必要です。煮汁でも問題が起こりますので、味付けに使ったネギ類でも異常を起こすことがあります。

また、おやつで、ひづめを与えている方が多いとおもいますが、まだ永久歯ではない子や、永久歯でも生え替わったばかりの歯が弱い子に与えてしまうと、歯が欠けて歯髄がだめになってしまうことがあります。こういった場合は麻酔下での抜歯が必要になることもありますので固すぎるおやつには気を付けましょう。

飼い主さんの中にはビタミン不足などを懸念して野菜を与える方が多いと思いますが、犬は野菜の細胞壁を分解する事ができにくいためそのままあげても栄養になりません。野菜の栄養素を与えたい場合にはみじん切りにするか、ミキサーにかけてピューレ状にするなどして与えると良いです。

喫煙に関する注意

飼い主さんのご家族の中には喫煙される方がいらっしゃると思います。喫煙者がいる家族に飼われている犬ががんになるリスクは1.6倍といわれています。煙の有害物質は空気中で下降し、体高の低い犬は人より影響を受けやすく、特に鼻先の長い犬種は鼻腔がんの発症リスクが高まります。心疾患のある小型犬には、血管収縮作用のあるニコチンに暴露すると症状が悪くなることがあります。また喘息を持っている犬の場合は症状がより重度になります。

喫煙者がいる場合は、動物のことを思いやり、換気をしっかりしてあげるか、空気清浄機を低い位置に設置することが大切です。

犬と一緒に車で旅行に出かける方へ

最近では動物をつれて旅行に出かける方が増えてきていると思います。動物と一緒に楽しめる施設も増えてきました。マナーや安全に注意して楽しい旅にしましょう。

車酔い

旅行の時は、軽い食餌を6時間以上前に与えて置きましょう。そうすることで、多くの食べ物が胃の中に残っていないので、気持ち悪くなることが少なくすみます。それでも通常車酔いのひどい子には動物病院で予め薬を処方してもらうのが良いでしょう。

乗っているとき

車に乗せている時は、車内を自由に歩かせたりはしないで下さい。ケガの元ですし、ドライバーの気が散り事故にもなりかねません。ペット用のキャリーに入れるか、シートベルトに取り付ける胴輪などを利用して固定しましょう。この様にする事で、動物が逃げ出すこともなくなりますし、固定される事により、動物たちも不安を感じなくなりますので、より安全な旅行になります。

休憩を頻繁に取る

動物たちのために、最低4時間に一度は休憩を取って、新鮮な水を与えて、足腰を伸ばすようにして下さい。もしまだ幼犬の場合は、込み入ったパーキングエリアや公園などでは休憩を取らないようにしましょう。病気をもらってしまう確率が高いからです。都心と違い地方では、沢山の病気が存在します。同時に決して自由に走らせたりせずに、リードを付けて散歩しましょう。

決して、車の中に動物だけをおいていかないで下さい。わずか10分と言った少しの時間であっても暑い時は命取りになります。また冬の寒いときも小型犬は低体温症になることがあります。

また旅行に行くときにこれだけはチェックしておいて下さい

  • 犬の好物、いつも使用しているおもちゃ、タオルや食器を持っていくと安心します。
  • 泊まりの場合は動物をこころよく受け入れてくれる場所を選びましょう
  • マイクロチップの装着や首輪に住所や電話番号などが書いてあるかを確認して下さい。
  • 病歴や常備薬などは予めそろえておきましょう。
  • ワクチン、フィラリア、ノミダニといった基本的な予防はしっかりとやっておきましょう。
  • 地方都市に行くときには、行き先の特殊な病気について知っておきましょう。
  • 万が一に備えて旅行先の近くの動物病院を調べておきましょう。