Fujii Times(ブログ)

2017年03月02日

日曜日を休みにして1年以上が経ちました

当院は、昨年2016年1月より日曜日を休みにさせていただきました。

動物病院で日曜日休みの所はまだまだ少ないと思います。あれから既に1年以上が経ちました。混乱もなく、休診ができているのは、飼い主の皆様のおかげだと感じております。ありがとうございます。

日曜日を休みにすることには、当院内でも賛否がありました。特に、それまで日曜日にお越しいただいていた飼い主の皆様への影響を考えました。それでも、日曜日を休診日にしたのは大きな理由があります。

その理由は、昨年の公式ブログにも書きましたが、学会セミナーが週末に行われることが多く、スタッフの学術および技術の向上をめざしてのものです。日曜日を休みにしたことで、参加機会を多く得ることができました。

動物医療の向上をはかることができれば、その結果を皆様が家族のように可愛がっていらっしゃる動物に、また飼い主様にお返しすることができます。この点については、本当に良かったと思います。

次に、日曜日を休みにし、水曜日を含め、完全週休2日制にしたことで、スタッフの身体と脳を休める機会が増えました。皆様、ご存知のように獣医師も動物看護師も大事な動物の命を預かっています。診察や治療は非常に神経を使い、集中力も必要となります。医療ですから当然のことですが、その分、獣医師や動物看護師をリフレッシュさせる時間も必要と考えました。

当院は、さらに週40時間労働をめざしています。その環境をつくるために、獣医師、動物看護師を募集しております。より良い動物医療には働く環境を良くすることが不可欠です。さらに良い環境をつくるべく邁進してまいります。