Fujii Times(ブログ)

2017年10月08日

安全・安心医療のための機器導入 全身麻酔装置

総務スタッフです。当院は、安全・安心医療のために様々な医療機器を導入しています。その本意は、以前のブログ(最新医療機器導入の本意)にも書かせていただきました。

「医療機器は、お金さえ出せばどこの病院でも導入できる。大事なのは、その導入する目的と理由」というのが院長の言葉でもありますが、今回導入した機器をここでもご紹介したいと思います。

今回導入したのは、ドイツのドレーゲル社の全身麻酔装置Drager Fabius Trioです。

特長として

・機械が動物の換気量や呼吸回数などを的確に感知する。
・一定の圧による自動換気を行うことができる。
・低流量麻酔のためのシステム配慮
・これらにより適切な深度の麻酔を安定して供給することが可能。

また、万が一医療ガスが途絶えた緊急時でも一定時間の自動換気を続けることができます。

以上のことから、非常に安全面に配慮された最新医療の麻酔装置と考え、導入しています。

この麻酔器は人間でも多く使われています。以前、天皇陛下が心臓の手術を受けた時の麻酔器もこちらのものです。

ここからは補足情報ですが、ドイツのドレーゲル社のウェブサイトをみれば、同社は、今から130年近く前の1889年に創設された、医療および安全技術の分野で世界をリードする国際企業で、世界中に13,000人以上のスタッフ、世界190カ国以上に拠点、50カ国以上に販売およびサービス組織を保有していると明記されています。

藤井動物病院は最新医療機器と医療技術、ハードとソフト面、双方を充実・向上させ、みなさまに安全と安心していただける医療をご提供して参ります。